パー3でボギーオンを狙うことがスコアアップにつながる。

100切
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パー3でワンオンしないといけないと思っていませんか?
それ間違いです。

パー3でもボギーオンを狙うメンタルがスコアを良くします。

この記事では、パー3でボギーオンを狙うことのメリットについて解説していきます。

UnsplashのLoSarnoによる写真


そもそも、100切を目指すゴルファーにとってパー3とはどんなイメージでしょうか。
私はサービスホールだ、と思い込んでいました
パー3でもボギーオンで十分と思えなかったのです。

なぜなら、運よくティーショットがピンに絡めば、
パーはおろか、バーディの可能性があります。

実際なんの進歩もなく、年に数回ラウンドをする程度の熱意でゴルフをしている時の
私でもまぐれでバーディが取れる事がありました。

逆に言うと、当時の私の腕前では、パー3とまぐれという条件が絡まった時でないと
よいスコアは出なかったのです。うまくなってくるとパー5の方がスコアが良くなってきます。

結局それは間違いでした。パー3でワンオン貪欲にボギーオンを狙うべきです。それでは、さっそく100切出来ないゴルファーはパー3でもボギーオンを狙う理由について解説していきます。

パー3はボギーオンを狙うことで、欲を捨てることができる。

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みなさんパー3のティーショットの時、どのような心構えでショットをしていますか?
100切が出来なかった頃の私は「欲望」の塊でした。それこそゴルフを始めて2000日
その考え方にとらわれていました。

それが100ヤードのパー3でも、170ヤードのパー3でも
グリーン周りのどこにハザードがあったとしても、私はワンオンを狙い続けました

だってパー3ですから!

その結果何が起こるか?

みなさんもうお分かりですよね。ワンオンはおろか、
欲にかられたスイングは様々なミスを誘発します。

ミスショットといえばシャンク

結果としてパー3なのにビッグイニングを作ることになるのです。

100を切れなかった私に足りなかったのは、

パースリーをボギーであがる為の戦略、つまり
コースマネジメント でした。


初心者はショットが安定しません。しかし、安定しない
事を前提としたマネジメントが必要なのです。

こちらの記事で100切する為の心得を書いています。ぜひ参考にしてください。


ドライバーに限らず、フルショットでパーオンを狙うゴルフは
100切を目指すゴルファーには必要がない
のです。

それはパー3でも同じです。ダブルボギーでOK
ボギーなら儲けもの。

100切を目指すゴルファーに必要なゴルフは
パー3ならワンチャン、バーディーあるかも という
欲を捨てる事なのです。

パースリーでこそボギーオンを狙ってみましょう。
心が楽な状態でティーショットを打てるはずです。

パー3はボギーオンを狙うことでピンへの意識を捨てることができる。

100切が出来ないゴルファーだった、
私がやってしまっていた事、それがまさしく
ピンを狙いすぎるということでした。


150ヤード以上のパー3では上述の通り
ワンオンを狙っていました。ベタピンじゃなくてもいいから
せめてワンオンをしようとしていました。

ところがこれが90ヤードや100ヤードなどの欲望が絡むショットになると。。。

ピンまで狙えそうなシチュエーションだと勘違いします。
そして、ムクムクとバーディ欲が湧いてきます。



これが罠なのです。

ピンがグリーンの端にあり、その近くにはバンカーや池などのハザードがある。
というシチュエーションはよくあります。


そんなシチュエーションでピンを狙えばどうなるでしょうか?

100切を目指すゴルファーの精度では、ハザードにボールを落としてしまう
可能性が高いですよね。

だから、私はパースリーでもボギーオンを狙う事をお勧めします。

下記の記事はボギーオンではないですが、
同じようにピンを狙いすぎるとろくなことがない、と書いています。

アメリカである実験が行われています。その実験では、アマチュアゴルファーを2つのグループに分け、一方のグループにはいつも通りにプレーしてもらいました。

もう一方のグループにはピンを抜いた状態で、つまり、カップがグリーンのどこにあるのかわからないようにした状態でプレーをしてもらいました。

そして、その結果、どちらのグループの方が結果(スコア)が良かったと思われますか・・・?それは・・・ピンを抜いてプレーしたグループの方だったんです。

カップの位置を知らないグループは当然、グリーンの真ん中を狙って毎回打つしかないわけですが、その方が結果的にはスコアが良かったそうです。

https://www.hm-golf.com/index.htm  


実験でも証明されている通り、
グリーンセンターを狙ってボールを打つほうが
100切に近づく
という事です。

ボギーオン狙いというのは、上述の考えよりもさらに
ティーショット時の気持ちを楽にするメンタルマネジメントです。

ゴルフは下から、手前からという考えもあります。
日本のグリーンは、手前が低く、奥が高いコースが多いと言われています。


アプローチで打つにしても、パターでカップインを狙って打つ時でも
手前からが基本ですし、その方がコース攻略が易しくなるからです。


手前から、という考え方=ボギーオン狙いです。
2打目をアプローチの狙い易いようにマネジメントするのです。

私は明らかにグリーンオンを狙える40~90ヤードくらいの距離では
グリーンセンターを狙うように心がけています
それ以外では、無理せずにレイアップありき、ボギーオンありき、

とにかく「欲を捨てる」事に終始しています。


100切を達成するまでに必要な日数は人によって様々です。
私は2220日かかりました。


それは欲を徐々に捨てるまでにかかった日数に他なりません。
スイングやテクニックがまったく関係ないとは言いませんが

メンタルやマネジメントが100切と大きく関わっている事は
間違いありません。

まとめ

最後にもう一度、パー3でボギーオンを狙う理由をおさらいします。


1つ目は欲を捨てることができる。
パー3だって、ボギーオンでいいんです!

2つ目はピンへの意識を捨てられる。
グリーンを狙うなら、センターを狙いましょう。
プロのようにべたピンで寄せる技術は100切には必要ありません。
ボギーオン狙いでセカンドでピンを狙いましょう。

今回紹介した記事は、100切りを目指すゴルファーの皆さんの為の
弱者の兵法です。

90切り、80切りを目指す方には参考にならないと思います。
逆に100切りまではこの記事のマインドこそが大切だと考えています。

この記事を見ている皆さんが、私の失敗から学んで
私のように100切までに2000日もかける事なく
一日も早く100切できる事を願っております。

ちなみに、100切り目指すなら、自己流より
プロにならうことが圧倒的に早いです。

練習場でひとりもやもやしながら練習するより
プロにスイングチェックしてもらう方が、
あなたの大切なゴルフ人生を有益に使えますよ。

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